産業機械や設備では、ポンプ・モーター・送風機・配管などから発生する作動音が、金属製のカバーや筐体内部で反響することがあります。
メラミンフォームG+(バソテクト)は、こうした装置内部の反響音対策に使用される吸音材の一つです。連続気泡構造による高い吸音性に加え、軽量性・断熱性・難燃性を備えており、産業機械や設備カバー内部の内張り材として使用しやすい素材です。
当社では、装置の内寸や取付位置に合わせて、必要な厚み・幅・長さへ切断加工して販売しています。

金属製の装置カバーや筐体の内側へメラミンフォームを配置し、内部で発生する音の反射や反響をやわらげる用途です。
ポンプやモーターなどの音源を直接覆うというより、筐体内部の壁面・扉裏・天井面などへ吸音材を配置することで、装置内部で繰り返し反射する音を吸収しやすくします。
メラミンフォームG+(バソテクト)は、装置内部のスペースや取付位置に合わせて、必要な厚み・幅・長さへ加工できます。
長方形パネルをはじめ、装置ごとに異なるサイズにも対応可能です。
少量の試作から、設備製造用のまとまった数量までご相談いただけます。

メラミンフォームは定尺材から切り出すため、既製サイズだけでなく、装置内部の寸法に合わせた指定サイズ加工が可能です。
「扉裏だけに貼りたい」「側面ごとに寸法を変えたい」「複数サイズを組み合わせたい」といったご相談にも対応できます。
Basotectは連続気泡構造を持ち、音波が内部へ入り込みやすいため、音の反射や反響を抑える吸音材として使用されます。
密度が低く非常に軽いため、装置カバーや扉裏へ取り付ける場合でも重量増加を抑えやすい素材です。BASFはBasotectの密度を8~11kg/m³程度としています。
吸音材としてだけでなく、断熱性能も持つため、装置内部の熱対策を兼ねて使用される場合があります。
Basotectは難燃性を持つメラミン樹脂フォームで、火災安全性が求められる用途でも採用されています
メラミンフォームG+(バソテクト)は、一般的な軟質ウレタン系の吸音材と比べて耐熱性に優れています。
最大耐熱温度は約240℃、安全使用温度の目安は約150℃です。
そのため、機械装置内部や空調設備、送風機まわりなど、比較的高温になりやすい環境でも検討しやすい吸音材です。※実際に使用できる温度は、風量、接触条件、使用時間、周辺部材などによって変わります。使用環境に応じてご確認ください。
メラミンフォームは、機械そのものの振動を止める「制振材」ではありません。
主な役割は、筐体内部で反射する音を吸収し、反響を抑えることです。
金属板自体の振動を抑えたい場合は制振材、空気中へ伝わる音の反響を抑えたい場合は吸音材、と役割を分けて考える必要があります。

吸音性能は、材料の厚みや設置方法、対象となる周波数帯によって変わります。
今回は30mm厚の加工例ですが、装置内部のスペースや必要な吸音性能に応じて厚みを変更できます。
メラミンフォームの適性は、使用温度、湿度、水分、油、薬品への接触、取付方法などによって異なります。
また、吸音材単体ですべての騒音を除去できるわけではありません。騒音源、筐体構造、隙間、振動などを含めて総合的に対策する必要があります。
A. はい。厚み・幅・長さをご指定いただければ、装置カバーや筐体内部の寸法に合わせて加工できます。複数サイズの組み合わせにも対応可能です。
A. メラミンフォームは主に吸音材として使用され、空気中の音や筐体内の反響を抑える用途に向いています。金属板などの振動そのものを抑える場合は、別途制振材を検討する必要があります。
A. はい。装置1台分の試作から、設備製造用のまとまった数量までご相談いただけます。
