スポンジ系制振材・防音材
カームフレックスF-140 制振材・防音材|振動・ビビリ音を抑えるスポンジ系制振材
カームフレックスF-140は、比重が高く粘弾性のあるスポンジ系制振材です。 車のデッドニング、ロードノイズ対策、防音ボックス、モーターまわり、配管、スピーカー周辺など、振動・ビビリ音・こもり音が気になる場所に検討しやすい素材です。
F-140は、板金・樹脂パネル・床面・ボックス内部などで発生する振動やビビリ音を抑える目的で使用します。 音を完全に遮断する材料ではないため、音漏れ対策には遮音材・吸音材・気密構造との組み合わせが必要です。
板金・樹脂パネル・車両床面・機械カバーなどの不要振動を抑える用途に検討できます。
ロードノイズ、ドアまわり、タイヤハウス、ラゲッジ床などの制振・吸音対策に使いやすい素材です。
内部のこもり音と外板の振動対策を、スポンジ系素材でまとめて検討できます。
カームフレックスF-140は、比重が高く粘弾性のある、少し固めの低反発ウレタンスポンジに近い感触の素材です。 スポンジ系でありながら制振性を持ち、連続気泡構造により吸音材としても使用できます。
防音対策では、音を「吸う」のか、音を「通しにくくする」のか、振動を「抑える」のかを分けて考えることが大切です。 F-140は、この中でも特に制振を主役にしながら、吸音性も併せて検討できる素材です。
板やカバーの振動を減らし、ビビリ音や共振を抑えます。
振動が相手側へ伝わるのを抑える考え方です。
空気中の音の反射・残響・こもり音を抑えます。
重量や気密性により、音を通りにくくします。
できること
- パネルのビビリ音を抑える
- 車両床面のロードノイズ対策に使う
- 防音ボックス内側のこもり音と振動対策に使う
- モーター・配管・スピーカー周辺の不要振動を抑える
- 制振性と吸音性を両方検討する
できないこと・注意点
- 音を完全に遮断する
- 重量機械の振動を単体で止める
- 建物全体の防音を単体で解決する
- 屋外雨ざらしや常時水濡れ環境で使用する
- 高温部や油分・水分が多い場所で無条件に使う
F-140は、空気中の反響だけでなく、板やカバーの振動・ビビリ音が関係する場所に検討しやすい素材です。 車両用途から機械設備、防音ボックスまで、制振と吸音を組み合わせたい場面に向いています。
床面、ドアまわり、タイヤハウス、ラゲッジ床などのロードノイズ対策に。
内側のこもり音と外板の振動を抑えたい場合に検討できます。
カバーやパネルの共振・ビビリ音対策に。
不要振動を抑え、デッドニング材として使いやすい素材です。
配管の振動・共鳴音が気になる場所に。
機械設備や筐体内部のこもり音・振動対策に。
F-140とRZ-2はどちらも振動・ビビリ音対策に検討される素材ですが、素材構成と使い方が異なります。 スポンジ系で吸音性も持たせたい場合はF-140、薄く重いブチルゴム系制振シートで板金の振動を直接抑えたい場合はRZ-2が候補になります。
| 素材 | 主な特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| F-140 | 粘弾性を持つスポンジ系制振材。厚みがあり、制振性と吸音性を両方検討しやすい。 | 防音ボックス内貼り、車両床面、スピーカー周辺、機械カバー内側 |
| RZ-2 | ブチルゴム系の制振シート。薄く重いシートで、板金やパネルの振動を直接抑えやすい。 | 車両ドア、鉄板、薄板パネル、ビビリ音対策 |
| 素材 | 位置づけ | 主な目的 |
|---|---|---|
| F-2 | 軽量で扱いやすい標準吸音材 | 反響・残響・こもり音対策 |
| F-6 | F-2より比重が高い高密度吸音材 | しっかりした質感の吸音対策 |
| F-140 | 比重が高く粘弾性を持つスポンジ系制振材 | 振動・ビビリ音・ロードノイズ対策 |
F-140は粘着付きシートとして、定尺範囲内での指定寸法カットや小ロット加工に対応できます。 厚みや設置場所、音源、貼り付け面の状態に合わせて仕様をご相談ください。
| 仕様 | 定尺サイズ | 備考 |
|---|---|---|
| 粘着付き 5mm | 500×1000mm | 薄手でスペースが限られる場所に |
| 粘着付き 10mm | 500×1000mm | 車両・筐体内・パネル面に使いやすい厚み |
| 粘着付き 20mm | 500×1000mm | 制振性と吸音性を持たせたい場合に |
| 粘着付き 30mm | 500×1000mm | 厚みを確保できる防音ボックスや設備内部に |
※在庫状況、粘着仕様、加工可否は数量や時期により変わる場合があります。最新状況をご確認ください。
粘着付きで施工する場合は、貼り付け面の油分・ほこり・水分を除去してください。 凹凸面、曲面、狭い場所では、厚みによって追従性や固定力が変わります。
車両床面、ドアまわり、タイヤハウス周辺などで使用する場合は、熱源、可動部、水が溜まりやすい場所を避け、施工条件を確認してください。
F-140は制振性と吸音性を持つ素材ですが、外部への音漏れを抑えるには、遮音構造や気密対策との組み合わせが重要です。
下記はF-140の確認用の物性・規格値です。実際の規格値や在庫状況は、最新資料・メーカー資料に基づいて確認します。
| 項目 | 単位 | 規格値・内容 |
|---|---|---|
| 品名 | — | カームフレックス F-140 |
| 分類 | — | 粘弾性を持つスポンジ系制振材 |
| 密度 | kg/m³ | 140±25 |
| 引張強度 | kPa | 80以上(0.82kg/cm²以上) |
| 伸び | % | 120以上 |
| 通気性 | ml/cm³/sec | 15以下 |
| 燃焼性 | — | UL-94 HBF相当 |
※上記は確認用の物性値です。用途、加工内容、使用環境により適否が変わるため、実際の選定時には最新資料・メーカー資料に基づいて確認します。
カームフレックスF-140とは何ですか?
カームフレックスF-140は、比重が高く粘弾性のあるスポンジ系制振材です。
板金、樹脂パネル、防音ボックス、車両床面、機械カバーなどで発生する振動やビビリ音を抑えたい場合に検討しやすい素材です。
連続気泡のウレタンフォーム系素材のため、制振性だけでなく吸音材としての働きも持っています。
F-140は吸音材ですか?制振材ですか?
F-140は、主に制振材として使われる素材です。
ただし、スポンジ系の連続気泡構造を持つため、空気中の音を吸収する吸音材としての性質もあります。
そのため、板やパネルの振動を抑えながら、内部のこもり音や反響音も軽減したい場所に向いています。
制振材と吸音材の違いは何ですか?
制振材は、板金や樹脂パネルなどの振動を抑え、ビビリ音や共振音を軽減する材料です。
吸音材は、空気中を伝わる音の反射や残響、こもり音を抑える材料です。
F-140は、振動を抑える制振性と、音を吸収する吸音性をあわせ持つスポンジ系制振材です。
F-140だけで防音できますか?
F-140単体で音を完全に止めることはできません。
F-140は、振動やビビリ音、内部のこもり音を抑えるための素材です。
外部への音漏れをしっかり抑えたい場合は、遮音材、制振材、吸音材、気密構造を組み合わせる必要があります。
防音ボックスなどでは、外箱の遮音性と内部吸音、パネルの制振を合わせて考えることが重要です。
F-140はどのような音に向いていますか?
F-140は、板やカバーが振動して発生するビビリ音、共振音、こもり音、ロードノイズ対策などに向いています。
車両床面、ドアパネル、タイヤハウス付近、ラゲッジルーム、防音ボックス、機械カバー、モーターまわり、配管まわりなどで検討しやすい素材です。
一方で、空気中を直接伝わる大きな音漏れを止める場合は、遮音材との併用が必要です。
F-140は車のデッドニングに使えますか?
はい、F-140は車のデッドニング用途にも検討できます。
床面、ドアまわり、ラゲッジルーム、タイヤハウス付近など、ロードノイズやビビリ音、こもり音が気になる場所に使用されることがあります。
ただし、車両に使用する場合は、熱源、可動部、水が入りやすい場所、粘着が効きにくい場所を避け、施工場所に合わせて厚みを選ぶことが大切です。
F-140は防音ボックスに使えますか?
はい、防音ボックスの内貼り材として検討できます。
F-140は、ボックス内部のこもり音を抑えながら、金属板やパネルの振動・ビビリ音対策にも使いやすい素材です。
ただし、防音ボックスで外部への音漏れを抑えるには、F-140だけではなく、遮音性のある外箱、隙間対策、必要に応じた吸音材との組み合わせが重要です。
F-140とRZ-2の違いは何ですか?
F-140は、厚みのあるスポンジ系制振材です。
粘弾性があり、制振性と吸音性を両方持たせたい場合に検討しやすい素材です。
RZ-2は、ブチルゴム系の薄い制振・防振シートです。
板金やパネルに貼って、振動やビビリ音を直接抑えたい場合に向いています。
厚みを持たせて吸音性も考えたい場合はF-140、薄く重いシートでパネル振動を抑えたい場合はRZ-2を検討します。
F-140の厚みはどれを選べばよいですか?
厚みは、施工スペース、求める制振性、吸音性、貼り付け場所によって選びます。
薄いタイプは、スペースが限られる場所やパネル裏面への施工に向いています。
厚いタイプは、制振性や吸音性をより重視したい場所、防音ボックス内側、床面、機械カバー内側などに検討しやすいです。
実際には、設置場所の寸法、干渉の有無、音源の種類を確認して選定します。
F-140の見積もりには何を伝えればよいですか?
見積もり時には、希望寸法、厚み、数量、粘着の有無、使用場所、音源の種類、屋内・屋外の別をお知らせください。
車のデッドニング、防音ボックス、機械カバー、設備パネル、配管まわりなど、用途が分かる写真や寸法入りの手書き図があると確認がスムーズです。
F-140制振材の加工・選定をご相談ください
使用場所、音源・振動源、貼り付け面の材質、希望寸法、厚み、数量をお知らせください。 車のデッドニング、防音ボックス、機械カバー、配管、スピーカー周辺など、用途に合わせて仕様をご提案します。
寸法入りの手書き図、施工場所の写真、音源・振動源まわりの写真を添付いただくと確認がスムーズです。



