カームフレックス F-2|ウレタンフォーム系の標準吸音材
カームフレックスF-2 吸音材・防音材|軽量で加工しやすいウレタン吸音スポンジ
カームフレックスF-2は、軽量で扱いやすいウレタンフォーム系の標準吸音材です。 音を完全に遮断する遮音材ではなく、反射音・残響・こもり音を抑える吸音材として、 防音ボックス内貼り、機械室、録音ブース、オーディオルーム、車両内装などに使用できます。
音漏れを完全に止める遮音材ではありません。外部への音漏れを抑えたい場合は、 F-2のような吸音材に加えて、遮音材・制振材・気密構造を組み合わせることが重要です。
カームフレックスF-2は、ウレタンフォーム内部の気泡構造で音の空気振動を減衰させる吸音材です。 軽量で加工しやすく、定尺から希望の厚み・寸法へ加工できるため、DIYから業務用設備まで幅広い用途で使いやすい素材です。
室内やボックス内で反射する音を吸収し、こもり音を抑えます。
指定寸法カット、厚みスライス、粘着付き、波型加工などに対応できます。
繊維系吸音材と比べて施工時に扱いやすく、小ロット加工にも向いています。
F-2が得意なこと
- 反射音・残響を抑える
- 防音ボックス内部のこもり音を減らす
- 機械室・作業ブースの響きを抑える
- 録音ブース・オーディオルームの音響調整
- 軽量な吸音シートとして壁面・天井へ施工
F-2単体では苦手なこと
- 音を完全に遮断する
- 壁一枚で外部への音漏れを止める
- 振動音・ビビリ音を単体で止める
- 屋外雨ざらしで長期使用する
- 水・油が多い場所でそのまま使用する
吸音材は、設置スペースと狙いたい音域に合わせて厚みを選びます。 一般的には厚みを増やすほど、低めの音やこもり音への対策を考えやすくなります。 ただし、音源・設置距離・囲い方によって効果は変わるため、下記は目安としてお考えください。
| 厚みの目安 | 向いている用途 | 考え方 |
|---|---|---|
| 5〜10mm | 内装裏貼り、簡易吸音、すき間が少ない場所 | 薄手で施工しやすい反面、厚手品より吸音量は控えめです。 |
| 20〜30mm | 壁面吸音、防音ボックス内貼り、録音ブース | 扱いやすさと吸音性のバランスが取りやすい厚みです。 |
| 40〜50mm | 機械音、こもり音、低〜中音域寄りの対策 | スペースが取れる場所で、よりしっかり吸音したい場合に検討します。 |
| 60mm以上 | 大型ボックス、機械室、厚みを持たせたい吸音対策 | 設置スペース・固定方法・重量を確認したうえで検討します。 |
防音ボックス内貼り、壁面、天井、機械室など、汎用的に使いやすい基本形状です。
施工時間を短縮したい場合に便利です。貼り付け面の汚れ・油分・凹凸には注意が必要です。
表面積を増やし、反射音や残響のコントロールを狙いたい場合に検討します。
20〜50mm程度を内貼りに。音漏れ対策では遮音材との併用を検討します。
機械音のこもり対策に。温度・油分・吸排気を確認して仕様を選びます。
壁面・天井の反響低減に。厚みと施工面積のバランスが重要です。
一次反射ポイントや背面の響き調整に。平板または波型を検討します。
内張り裏や吸音シート用途に。熱・油分・固定方法の確認が必要です。
カットしやすく扱いやすいため、まず試したい吸音材としても使いやすい素材です。
平板タイプ(粘着なし)
- 定尺サイズ:1000mm × 2000mm
- 厚み:5mm以上、ミリ単位スライス対応
- 販売単位:1枚から
- 定尺内で指定寸法カット対応
平板タイプ(粘着付き)
- 厚み:10mm / 20mm / 25mm / 30mm / 50mm / 60mm
- 定尺サイズ:1000mm × 2000mm
- 販売単位:1枚から
- 貼り付け面の状態により固定方法を確認
下記はカームフレックスF-2の規格値です。詳細条件や使用環境により適否が変わるため、必要な規格・用途条件がある場合はお問い合わせください。
| 密度 | 25 ± 2 kg/m³ |
|---|---|
| 硬さ | 127.5 ± 19.6 N / 13 ± 2 kg |
| 引張強度 | 78 kPa以上 / 0.8 kg/cm²以上 |
| 伸び | 100%以上 |
| 圧縮残留歪 | 7%以下 |
| 繰返し圧縮残留歪 | 4%以下 |
| 燃焼性 | FMVSS302 合格 |
| 難燃性 | UL-94 HF-1 合格(2t以上) |
| 色 | 黒に近い灰 |
F-2は、軽量・加工性・扱いやすさのバランスに優れた標準タイプです。 より高密度でしっかりした質感を求める場合はF-6、水・油・ほこりが気になる場所では皮膜付きのF-4LFやF-55も検討します。
| 素材 | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| F-2 | 軽量・標準タイプ・加工しやすい | 防音ボックス、録音ブース、オーディオ、DIY吸音 |
| F-6 | F-2より比重が高い高密度タイプ | しっかりした質感、産業用途、厚みを持たせた吸音対策 |
| F-4LF | 皮膜付きで表面を保護しやすい | 防音ボックス内貼り、機械設備まわり |
| F-55 | 難燃不織布付き | 耐候性・耐光性・表面保護を重視する用途 |
| F-2PF 波型 | 表面積を増やしたプロファイル加工 | 反響・残響・定在波のコントロール |
カームフレックスF-2とは何ですか?
カームフレックスF-2は、軽量で加工しやすいウレタンフォーム系の標準吸音材です。
音の空気振動を内部の気泡構造に取り込み、反響・残響・こもり音を抑える目的で使用します。防音ボックス内貼り、機械設備まわり、録音ブース、オーディオルーム、車両内装など、幅広い吸音対策に使用できます。
F-2は吸音材ですか?防音材ですか?
F-2は主に吸音材です。
音を完全に遮断する遮音材ではなく、音の反射や響き、こもり音を抑えるための材料です。
一般的に「防音材」と呼ばれることもありますが、音漏れを抑えたい場合は、F-2のような吸音材に加えて、遮音材・制振材・気密構造を組み合わせる必要があります。
F-2だけで音漏れを止められますか?
F-2単体で音漏れを完全に止めることは難しいです。
F-2は音を吸収して反響やこもり音を抑える材料であり、外部への音漏れを止めるには、重量のある遮音材や隙間をふさぐ気密対策が重要です。
防音ボックスや機械設備の騒音対策では、吸音材・遮音材・制振材を組み合わせることで効果を出しやすくなります。
F-2はどの厚みを選べばよいですか?
厚みは、設置スペースと音の種類によって選びます。
薄手は内装材の裏貼りや簡易的な反響対策に、中厚は防音ボックス内貼り・録音ブース・壁面吸音に、厚手は機械音やこもり音の対策に検討しやすいです。
目安として、スペースが取れる場合は20mm〜50mm程度が使いやすく、より吸音量を重視する場合は厚みを持たせることがあります。
10mm、20mm、30mm、50mmでは効果が違いますか?
厚みが変わると、吸音できる量や得意な音域が変わります。
一般的に、厚みがあるほど音の空気振動を内部で減衰させやすくなり、こもり音や低めの音にも対応しやすくなります。
ただし、設置場所の広さ、音源との距離、貼る面積、周囲の構造によって効果は変わるため、用途に合わせて厚みを選ぶことが大切です。
平板タイプと波型プロファイル加工は何が違いますか?
平板タイプは、壁面・天井・防音ボックス内貼りなどに使いやすい標準的な形状です。
波型プロファイル加工は、表面に凹凸をつけることで表面積を増やし、音の入射角を変えながら反響や残響を抑えやすくする形状です。
見た目や音響調整を重視する録音ブース、オーディオルーム、防音室などでは波型タイプが選ばれることがあります。
F-2は粘着付きにできますか?
はい、用途や厚みによって裏面粘着付きの加工をご相談いただけます。
粘着付きにすると、壁面・パネル・ボックス内側などへ貼りやすくなります。
ただし、貼り付け面に油分・ほこり・凹凸・水分がある場合は、粘着だけでは十分に固定できないことがあります。使用環境に合わせて固定方法をご確認ください。
F-2とF-6の違いは何ですか?
F-2は軽量で扱いやすい標準タイプのウレタン吸音材です。
F-6はF-2より比重が高く、よりしっかりした質感の高密度ウレタン吸音材です。
軽さ・加工しやすさ・コストを重視する場合はF-2、しっかりした質感や高密度タイプを求める場合はF-6を検討します。
F-2とF-4LFの違いは何ですか?
F-2は表面に皮膜のない標準的なウレタン吸音材です。
F-4LFは表面に皮膜を持つ吸音材で、機械設備まわりや防音ボックス内貼りなど、表面保護を重視したい用途に検討しやすい素材です。
水・油・ほこり・汚れが気になる環境では、F-2よりも皮膜付きタイプの方が扱いやすい場合があります。
F-2とF-55の違いは何ですか?
F-2は軽量で加工しやすい標準吸音材です。
F-55は難燃不織布付きの吸音材で、表面材付きや難燃性を重視したい用途に向いています。
使用場所の安全性、表面の保護、見た目、耐候性などを考慮して選定します。
F-2は屋外で使えますか?
F-2は基本的に屋内またはカバー内での使用に向いたウレタン吸音材です。
雨ざらしや直射日光が当たり続ける場所、水が溜まる場所には向きません。
屋外・半屋外で水・油・ほこりが気になる場合は、皮膜付き吸音材や耐候性を重視した素材も合わせてご検討ください。
F-2は自分でカットできますか?
薄手のF-2であれば、カッターなどで簡易的にカットできる場合があります。
ただし、厚みがあるものや寸法精度が必要なもの、数量が多い場合は、加工設備でカットした方が仕上がりが安定します。
弊社では原反から厚み指定のスライス加工、希望寸法へのカット加工、小ロット製作まで対応できます。
F-2は防音ボックスの内貼りに使えますか?
はい、防音ボックスの内貼り吸音材として使用できます。
ボックス内部にF-2を貼ることで、内部で反射する音やこもり音を抑えやすくなります。
ただし、外部への音漏れを抑えるには、吸音材だけでなく、遮音性のある外箱構造や隙間対策も重要です。
F-2は録音ブースやオーディオルームに使えますか?
はい、録音ブースやオーディオルームの反響・残響対策に使用できます。
壁面や天井、一次反射ポイントなどに設置することで、音の響きを調整しやすくなります。
見た目や音響調整を重視する場合は、平板タイプだけでなく波型プロファイル加工品も検討できます。
見積もりには何を伝えればよいですか?
見積もり時には、希望寸法、厚み、数量、粘着の有無、使用場所、音源の種類をお知らせください。
防音ボックス内貼り、機械設備まわり、録音ブース、オーディオルーム、車両内装など、用途が分かると素材や厚みを検討しやすくなります。
寸法入りの手書き図や設置場所の写真があると、確認がスムーズです。
カームフレックスF-2の加工・見積もりをご相談ください
用途、必要寸法、厚み、枚数、粘着の有無、設置場所をお知らせください。 防音ボックス、機械室、録音ブース、オーディオルームなど、使用環境に合わせて厚みや加工方法をご提案します。
寸法入りの手書き図、設置場所の写真、音源まわりの写真を添付いただくと確認がスムーズです。





