耐候性・撥水撥油性に優れた皮膜付き吸音材
屋外・半屋外で使いやすい耐候性・撥水撥油性の皮膜付き吸音材
メルトーム加工吸音材は、ウレタンフォーム表面に熱加工で皮膜を形成した吸音シートです。 一般的なスポンジ吸音材では水・油・ほこり・雨水の付着が気になる場所でも扱いやすく、 屋外・半屋外の機械設備まわり、室外機、配管、車両まわりなどの吸音対策に適しています。
吸音性能を確保するため、表面には微細な通気性があります。 長時間の水没や常時水が溜まる場所ではなく、 水・油・ほこりが付着しやすい環境で扱いやすい吸音材としてご検討ください。
表面皮膜により、水滴・油滴・土ほこりが内部へ入り込みにくく、汚れを拭き取りやすい構造です。
雨水・湿気・ほこりが気になる設備まわりなど、通常のスポンジ吸音材では不安な環境に向いています。
皮膜付きでありながら微細な通気性を残し、音の空気振動を内部のウレタンフォームへ取り込みます。
メルトーム加工とは、ウレタンフォームの表面を熱板や熱ロールで押圧し、 表面に溶融皮膜を形成する加工です。 吸音材としての機能を残しながら、表面に皮膜を持たせることで、 水分・油分・ほこりなどが付着しやすい場所でも扱いやすくしています。
基材には、高密度で緻密なセル構造を持つ軟質ウレタンフォームを使用しています。 一般的な柔らかい吸音スポンジよりも密度が高く、 汚れや水分が気になる設備まわり、車両まわり、機械まわりの吸音対策に検討しやすい素材です。
通常のスポンジ吸音材は、表面に開放セルが出ているため、音を吸いやすい一方で、 水・油・ほこりが内部に入り込みやすい場合があります。 メルトーム加工吸音材は、表面に皮膜を形成することで、 汚れが気になる環境でも使いやすくした皮膜付き吸音材です。
| 比較項目 | 一般的なスポンジ吸音材 | メルトーム加工吸音材 |
|---|---|---|
| 表面構造 | 開放セルが表面に出ている | 熱加工により表面に皮膜を形成 |
| 水・油・ほこり | 内部へ入り込みやすい | 表面で弾きやすく、拭き取りやすい |
| 向いている環境 | 室内、汚れや水分の少ない場所 | 屋外・半屋外、機械設備まわり、車両まわり |
| 注意点 | 汚れや水分が付着する場所では劣化や汚れが目立ちやすい | 完全防水ではないため、水没や常時濡れる用途には不向き |
吸音材は、音の空気振動を内部の気泡へ取り込み、 その振動エネルギーを減衰させることで音を小さくします。 メルトーム加工吸音材は、表面に皮膜を持ちながらも、 吸音に必要な微細な通気性を残すことで吸音性を確保しています。
- 水滴・油滴・土ほこりは表面で弾きやすい
- 音の空気振動は微細な通気性から内部へ入りやすい
- 内部のウレタンフォームで音のエネルギーを減衰
- 完全密閉の防水シートとは異なり、吸音性を持つ
メルトーム加工吸音材は、音を完全に遮断する遮音シートではなく、 反射音・こもり音・機械音の響きを抑えるための吸音材として使用します。 音源を囲う防音ボックスや設備カバーでは、吸音材・遮音材・制振材を組み合わせることで、 より効果を出しやすくなります。
「屋外や汚れが気になる場所でも使いやすい、皮膜付きのウレタン系吸音材」です。 防音対策全体では、遮音材や制振材との併用をご提案する場合があります。
メルトーム加工吸音材は、一般的な吸音スポンジでは水分・油分・土ほこり・汚れが気になる場所に向いています。 とくに、屋外・半屋外の設備まわりや、機械音・振動音・反射音が気になる場所で検討しやすい素材です。
室外機、配管まわり、庇下、設備カバー内部など、雨水や湿気が気になる環境。
コンプレッサー、ポンプ、発電機、加工機械など、油分や粉じんが気になる場所の吸音対策。
車両まわり、エンジンルーム周辺、デッドニング用途など、汚れや熱環境に注意が必要な場所。
空調音や機械音が気になる設備室で、通常スポンジより汚れ対策を重視したい場合。
汚れが気になる壁面や設備まわりで、反射音やこもり音を抑えたい場合。
高密度で緻密な基材のため、吸音だけでなく緩衝・隙間対策の相談にもつながります。
メルトーム加工吸音材は、水・油・ほこりが気になる環境で使いやすい素材ですが、 完全防水材や屋外で劣化しない素材ではありません。 使用環境によっては、別の吸音材・遮音材・制振材をご提案する場合があります。
完全防水材ではないため、水中や常時水が溜まる場所には向きません。
高圧洗浄や強い水圧が直接かかる用途では、皮膜や基材への影響に注意が必要です。
熱プレスなど高温加工を行う場合は、分解ガス対策として十分な排気・換気が必要です。
ウレタンフォームは紫外線により黄変する場合があります。外観が重要な用途では事前確認をおすすめします。
定尺サイズから、ご希望の寸法に合わせたカット加工をご相談いただけます。 使用場所や貼り付け方法に応じて、粘着付き・粘着なしの選定も確認します。
| 代表厚み | 5mm・10mm など |
|---|---|
| 定尺サイズ | 1000mm × 2000mm など |
| 粘着加工 | 粘着なし・粘着付きのご相談が可能です。 |
| 寸法加工 | 希望寸法へのカット加工をご相談ください。 |
※在庫状況や加工内容により対応可否が変わる場合があります。正確な仕様はお問い合わせ時にご確認ください。
メルトーム加工前の基材には、高密度で緻密なセル構造を持つ軟質ウレタンフォームを使用しています。 基材の特性により、一般的な柔らかい吸音スポンジよりも、設備まわりや汚れが気になる場所で検討しやすい素材です。
基材:SM-55
- 軟質ウレタンフォーム
- 密度:57±5 kg/m³
- セル数:55±10 個/25mm
- 引張強度:98kPa以上
- 伸び:100%以上
- 燃焼性:UL-94 HBF 合格
メルトーム加工品:MS-3
- 表面に溶融皮膜を形成したウレタンフォーム
- 耐候性・撥水撥油性を付与
- 水・油・ほこりが付着しやすい環境で扱いやすい
- 皮膜形成後の密度目安:570kg/m³
- 発火点目安:470℃
※数値は資料記載値に基づく代表値です。保証値ではなく、使用条件や加工条件により異なる場合があります。
ストライダー社では、用途に応じて複数の吸音材・防音材を取り扱っています。 MS-3は、撥水撥油性や汚れの拭き取りやすさを重視したい場合に検討しやすい素材です。 低周波吸音、防音ボックス、耐候・耐光、難燃性などを重視する場合は、他素材との比較が必要です。
| 素材 | 主な特徴 | 検討しやすい用途 |
|---|---|---|
| MS-3 メルトーム加工吸音材 | 撥水撥油性、耐候性、汚れの拭き取りやすさ、高密度基材 | 屋外・半屋外、機械設備まわり、車両まわり、水・油・ほこりが気になる場所 |
| F-4LF 皮膜付き吸音材 | メルトフォーム加工による皮膜付き吸音材。低周波音域の吸音対策に検討しやすい素材 | 防音ボックス、発電機、コンプレッサー、機械設備の内貼り |
| F-55 難燃不織布付き吸音材 | 難燃不織布貼り。耐候・耐光性を重視したい場合に検討しやすい素材 | 屋外設備、耐候性を重視する吸音対策、設備カバー内貼り |
※用途や環境によって適した素材は変わります。音源、設置場所、水・油・ほこりの有無を確認して選定します。
ご希望のサイズ・厚み・数量に合わせて、シート加工やカット加工をご相談いただけます。 使用環境によって、メルトーム加工吸音材が適しているか、 他の皮膜付き吸音材や制振材との併用がよいかも含めて検討します。
屋内・屋外、油・水・ほこりの有無、音源の種類を確認します。
幅・長さ・厚み・数量・貼り付け方法を確認します。
MS-3、F-4LF、F-55、制振材など、使用環境に合わせて検討します。
仕様確定後、加工・梱包・全国発送に対応します。
メルトーム加工吸音材 MS-3とは何ですか?
MS-3は、ウレタンフォームの表面に熱加工で皮膜を形成した、耐候性・撥水撥油性に優れた皮膜付き吸音材です。
一般的なスポンジ吸音材では水・油・ほこり・雨水の付着が気になる場所でも扱いやすく、屋外・半屋外の機械設備まわり、室外機、配管、車両まわりなどの吸音対策に検討しやすい素材です。
MS-3は屋外で使用できますか?
屋外・半屋外で使いやすい吸音材ですが、完全防水材ではありません。
雨水が少しかかる場所、設備カバー内、庇下、室外機まわり、配管まわりなどでは検討しやすい素材です。
ただし、水没する場所や常時水が溜まる場所、強い水圧が直接かかる場所には向きません。
MS-3は完全防水ですか?
完全防水ではありません。
MS-3は吸音性能を確保するため、表面に微細な通気性を残しています。
水滴や油滴は表面で弾きやすい構造ですが、長時間の水没や常時濡れた状態での使用には適していません。
「防水シート」ではなく、「水・油・ほこりが気になる環境で扱いやすい皮膜付き吸音材」としてお考えください。
撥水撥油性があるのに、なぜ吸音できるのですか?
MS-3は表面に皮膜を持ちながらも、吸音に必要な微細な通気性を残しています。
水滴や油滴は表面で弾きやすく、音の空気振動は微細な通気性から内部のウレタンフォームへ入り込みます。
内部の気泡構造で音の振動エネルギーが減衰することで、吸音材として機能します。
一般的なスポンジ吸音材との違いは何ですか?
一般的なスポンジ吸音材は、表面に開放セルが出ているため音を吸収しやすい一方、水・油・ほこりが内部へ入り込みやすい場合があります。
MS-3は表面に皮膜を形成しているため、汚れが付着しやすい環境でも扱いやすいのが特徴です。
水分・油分・土ほこりが気になる場所では、通常のスポンジ吸音材よりMS-3の方が適している場合があります。
MS-3は防音材ですか?吸音材ですか?
MS-3は主に吸音材です。
音を完全に遮断する遮音材ではなく、音の反射・こもり音・機械音の響きを抑えるために使用します。
防音ボックスや設備カバーでは、MS-3のような吸音材に加えて、遮音材や制振材を組み合わせることで効果を出しやすくなります。
F-4LFやF-55とは何が違いますか?
MS-3は、撥水撥油性や汚れの拭き取りやすさを重視したメルトーム加工吸音材です。
F-4LFは、皮膜付き吸音材として防音ボックスや機械設備まわりの内貼り、低周波音域の吸音対策に検討しやすい素材です。
F-55は、難燃不織布付きで、耐候性・耐光性を重視した用途に向いています。
使用環境、水・油・ほこりの有無、音源の種類によって適した素材は変わります。
見積もりには何を伝えればよいですか?
見積もり時には、希望寸法、厚み、数量、使用場所、屋内・屋外の別、水・油・ほこりの有無、音源の種類をお知らせください。
設置場所の写真や寸法入りの手書き図があると、素材選定や加工可否の確認がスムーズです
耐候性・撥水撥油性に優れた吸音材をご相談ください
使用場所、音源、水・油・ほこりの有無、希望寸法をお知らせください。 屋外・半屋外の機械設備まわり、室外機、配管、車両まわりなど、使用環境に合わせて素材を検討します。
寸法入りの手書き図、設置場所の写真、音源まわりの写真を添付いただくと確認がスムーズです。










