キャンピングカーのダイネット部分で、日中はソファーとして使用し、就寝時には複数のクッションを並べてベッドとして使用するためのウレタンフォームをご相談いただいた事例です。
今回は、座ったときの安定感と、横になったときのクッション性を両立するため、下層50mm+上層30mm、合計80mmの2層構造をご提案しています。
下層には身体をしっかり支えるチップウレタン、上層には座り心地・寝心地を調整する軟質ウレタンフォームを使用します。
上層30mmについては、ご予算や使用頻度、求める感触に応じて、高反発ウレタンまたは一般的な軟質ウレタンから選択できます。
また、キャンピングカーの車内は家具やダイネットの配置によってクッション寸法が異なるため、既存の底板寸法に合わせて1枚ずつ個別加工します。
キャンピングカーでは、ダイネットの座面クッションを日中はソファーとして使用し、就寝時には複数のクッションを移動・並べ替えて、フラットなベッド面を作る構造があります。
そのため、一般的なソファークッションとは異なり、
といった点を考えて中材を選ぶ必要があります。

今回のクッションは、80mm厚を1種類のウレタンだけで作るのではなく、役割の異なる2種類の材料を上下に組み合わせています。
下側には、比較的しっかりしたチップウレタンを使用します。
身体を支える土台として配置することで、座った際の沈み込みや底付き感を抑えやすくし、クッション全体の支持層として機能します。
身体に近い上側には、より柔らかな軟質ウレタンフォームを配置します。
上層材を変更することで、座り心地・寝心地・価格のバランスを調整できます。

写真は実際に加工した2層ウレタンの断面です。下層で身体を支え、上層で身体に触れる部分のクッション性を調整しています。
下層50mmのチップウレタンは共通とし、上層30mmの材料を用途やご予算によって選択できます。
弾力感や復元性を重視する場合は、高反発ウレタンを上層に使用します。
ソファーとして使用する時間が長い場合や、座り心地と寝心地のバランス、長期使用時の復元性を重視したい場合に検討しやすい構成です。
できるだけ材料費を抑えたい場合は、一般的な軟質ウレタンフォームを上層に使用する方法もあります。
必要なクッション性を持たせながら、高反発タイプよりコストを抑えやすい構成です。
「できるだけ価格を抑えたい」「座り心地を重視したい」「使用頻度が高いので復元性を重視したい」など、ご希望を確認しながら材料構成をご提案します。
キャンピングカーのダイネットやベッドは、一般的なマットレスのような単純な長方形とは限りません。
座席、テーブル、壁、家具などの配置に合わせて複数のクッションで構成されているため、今回は底板寸法に合わせて合計11枚を個別加工します。

材料サイズと各クッション寸法を確認しながら、取り数や加工しやすさを考慮してレイアウトを組みます。今回の寸法は一例で、キャンピングカーのメーカー・車種・ダイネット形状に合わせた指定寸法加工が可能です。
キャンピングカーのクッションは、時間帯によって役割が変わります。
日中は、
ダイネット・ソファー・ベンチシート
として使用し、就寝時には複数のクッションを並べて、
フラットなベッド面
として使用します。
そのため、複数枚を並べた際に大きな高さ違いが出ないよう、厚みを揃えて加工することが重要です。
また、ソファーとして快適でも、ベッドとして使用した際に柔らかすぎる、あるいは硬すぎる場合もあります。
ソファーとベッドの両方で使用することを前提に材料を選定するのがポイントです。
当社では、主にウレタンフォームの材料選定・カット・接着加工を行っています。
例えば、
といったご相談にも対応できます。
カバーは当社で自社縫製しているものではありませんが、必要に応じて外注先への製作相談も可能です。
今回の80mm厚・11枚構成は一例です。
キャンピングカーの車内寸法や、現在使用しているクッションに合わせて、
などをご相談いただけます。
お問い合わせ時には、次の情報があると材料・加工方法をご提案しやすくなります。
はい。日中はダイネットやソファーとして使用し、就寝時には複数枚を並べてベッドとして使用するクッション中材を、ご指定寸法に合わせて加工できます。
求める座り心地・寝心地、使用頻度、ご予算によって異なります。弾力感や復元性を重視する場合は高反発ウレタン、価格を抑えたい場合は一般的な軟質ウレタンを検討できます。
はい。現在使用しているカバーの内寸や既存クッションの寸法が分かれば、中身のウレタンフォームだけを加工することも可能です。
