ユニック車の荷台上で玉掛けや荷役作業を行う際、万一作業者が荷台から転落した場合の衝撃をやわらげるため、荷台横へ設置する連結式の安全対策マットをご相談いただきました。
今回の仕様は、厚み250mm・1200×1200mmのマットを3枚製作し、作業範囲に応じて1枚・2枚・3枚と使い分けられる構成です。
3枚を連結すると、250mm厚 × 1200mm × 3600mm。
中材にはクッション性のある白色の軟質ウレタンフォームを使用し、外側はグリーンのエステル6号帆布カバーで仕上げました。
このマットは、墜落そのものを防止する設備ではなく、万一転落した際の衝撃をやわらげることを目的とした補助的な安全対策用品です。
一般に「衝撃吸収マット」などと呼ばれることもありますが、当社では用途に応じて落下時の衝撃をやわらげるためのマットとして製作しています。
ニック車やクレーン付きトラックでは、荷台上で玉掛けや荷役作業を行う場面があります。
今回の事例では、荷台横の地面へクッションマットを設置し、作業者が万一転落した際に、地面へ直接落下するのを避け、着地時の衝撃をやわらげる目的で使用します。

画像下注記
※画像は用途を分かりやすく表現したイメージです。実際の車両・作業環境・マット配置とは異なります。
当初は、500mm〜600mm程度の厚みをご希望されていました。
ただし、マットは厚ければ厚いほどよいというものではなく、
などとのバランスが重要です。
今回は、作業高さや使用条件、これまでの製作実績を踏まえ、250mm厚をご提案しました。
なお、これは「高さ約2mなら250mm厚で安全」という意味ではありません。
使用条件によって必要な仕様は異なるため、用途ごとに厚みや中材を検討します。
今回のマットは、1枚あたり
250mm厚 × 1200mm × 1200mm
です。
3枚製作し、使用する場所に応じて、
と使い分けられる構成にしました。
作業範囲が狭いときは1枚だけ、広い範囲をカバーしたい場合は2枚・3枚と連結できます。

今回の3分割仕様は、単に持ち運びやすくするだけではありません。
大きな特徴は、
「必要な時は連結して広く、限られた場所では必要な枚数だけ使用できる」
ことです。
使わないマットは積み重ねて保管できるため、長さ3600mmの1枚物マットと比べ、未使用時の収納スペースも抑えやすくなります。
今回の連結部分は、マット同士の側面を単純にベルクロでつなぐだけではありません。
マットA側のカバーに、上下へ伸びるベロ状の部分を設け、マットBの端部を上下から挟み込むように固定します。

連結後は、表面側から大きなベロや段差が目立ちにくく、一体感のある状態で使用できます。
この構造により、必要な場所に応じてマットの追加・取り外しがしやすくなっています。

中材には、クッション性のある白色の軟質ウレタンフォームを使用しています。
今回の用途ではチップウレタンではなく、着地時に適度に沈み込みながら衝撃をやわらげる軟質ウレタンを採用しました。
安全対策マットでは、厚みだけでなく、
なども重要です。
カバーには、工場・建設・作業現場向けのマットで使用実績の多い、グリーンのエステル6号帆布を採用しました。
仕様は、
です。
ファスナー仕様にすることで、中材をカバーへ入れた構造としています。
今回のような連結式マットは、ユニック車の荷台作業だけでなく、
など、必要な範囲に合わせて敷く用途にも応用できます。
用途によって必要な厚み・サイズ・中材構成は異なりますので、現場条件に合わせてご相談いただけます。
今回の
250mm厚 × 1200mm × 1200mm × 3枚
は一例です。
当社では、
などを用途に合わせて検討できます。
設置場所が限られる場合や、搬入・収納性を重視する場合には、今回のような分割・連結仕様も有効です。
安全対策マットをご検討の場合は、
などをお知らせいただくと、仕様を検討しやすくなります。
このマットは、万一の転落・着地時の衝撃をやわらげることを目的とした補助的な安全対策用品です。
法令上必要となる墜落防止設備や墜落制止用器具の代わりとなるものではありません。
また、
を保証するものではありません。
現場の安全管理や必要な墜落防止措置と併用してご検討ください。
はい。今回の仕様では、1枚単体でも使用でき、必要に応じて2枚・3枚と連結できます。
はい。分割式のため、使用しないマットは積み重ねて保管できます。
はい。作業条件、使用場所、想定高さ、ご予算などに合わせて厚みや中材を検討します。
用途やサイズによりますが、ベルクロやカバー構造など、使用方法に合わせた連結仕様をご相談いただけます。
