スポンジ、ウレタン素材を加工する専門業者です。緩衝材やクッション材の他、防音材や吸音材まで幅広く取扱います。用途に応じて最適な材料をご提案いたします。ウレタンやスポンジの加工ならお任せ下さい。きっとお探しの素材が見つかるはずです!
株式会社ストライダー社
9:00-18:00 日祝日除く

福祉施設の壁面安全対策|衝撃吸収クッションパネルの加工例

障害者福祉施設の居室改修に伴い、壁面へ身体が接触した際の衝撃をやわらげるクッションパネルについてご相談いただいた事例です。

今回想定しているのは、主に這う、または膝立ちで移動する利用者の居室です。床に近い高さで頭・肩・背中・肘などが既設壁へ接触した際に、硬い石膏ボード壁へ直接ぶつからないよう、壁面下部へクッション材を設置します。

施工範囲は床から約1,100mmの高さまで。壁全面を高い位置まで覆うのではなく、実際に身体が接触しやすい低い位置を重点的に保護する考え方です。

福祉施設の居室壁面にクッションパネルを設置する使用イメージ

福祉施設の居室で床から約1.1mまで壁面クッションパネルを設置した使用イメージ
居室の床から低い位置へ壁面クッションパネルを設置し、身体が壁へ接触した際の衝撃をやわらげる使用イメージです。

利用者が壁際で座ったり、這う・膝立ちで移動したりする場合、床から低い位置へ身体が接触しやすくなります。壁面へクッションパネルを設置することで、頭・肩・背中・肘などが硬い壁へ直接当たる際の衝撃をやわらげます。

※画像は用途を分かりやすく表現したイメージです。実際の施工仕様・寸法・色・固定方法等は現場条件により異なります。

床から高さ1.1mまでを保護する理由

今回の用途では、利用者が立位で壁へぶつかることを主目的にしているわけではありません。

主に、

  • 這って移動する
  • 膝立ちで移動する
  • 床に座る
  • 壁へ身体を預ける

といった生活姿勢を想定しています。

そのため、壁の上部までクッション材を施工するのではなく、床から約1,100mmまでの範囲を重点的に保護する仕様になっています。

今回の壁面クッションパネルの構成

今回の見積では、次の構成を想定しています。

  • クッション材:ECMウレタンフォーム
  • ウレタン厚み:50mm
  • 表面カバー:ボンガード35
  • 形状:長方形パネル
  • 角Rなし
  • 面取りなし
  • 四隅は直角
  • カバー:コの字ファスナー仕様
  • 裏面:両面テープ付き面ファスナーを使用した固定を想定

壁面へ連続して並べた際に、丸みのあるマットではなく、長方形のパネルが整然と並ぶ仕上がりを想定しています。

50mm厚のウレタンフォームで身体への衝撃を緩和

ウレタンフォーム原反から50mm厚にスライスし指定寸法にカットしたスポンジシート
壁面クッションの中材として使用する50mm厚の軟質ウレタンフォーム加工例です。

中材には50mm厚の軟質ウレタンフォームを使用します。身体が壁へ接触した際に、硬い石膏ボードへ直接当たることを避け、ウレタンのクッション性によって衝撃をやわらげます。

今回は居室での日常的な身体接触を想定したもので、クライミングマットや高所からの落下を受け止める大型安全マットとは用途が異なります。

表面カバーにはボンガード35を採用

今回の用途では、表面材としてボンガード35を想定しています。

クライミングマットや大型落下マットのような強い摩耗・衝撃を前提とした厚手カバーではなく、福祉施設の居室内で身体が触れる壁面クッションとして、0.35mmタイプの生地を使用する考え方です。

居室用途では、

  • 表面を拭き取り清掃しやすい
  • 汚れに対応しやすい
  • 日常使用に必要な耐久性がある
  • 室内の雰囲気に合わせて色を選べる

といった点も重要になります。

福祉施設の壁面クッションパネルに使用するボンガード35のカラーバリエーション
ボンガード35のカラーバリエーション例。居室の内装や施設の雰囲気に合わせて色を検討できます。

現場寸法に合わせて複数枚に分割して製作

今回の施工範囲は、

  • 4,000mm × 2面
  • 1,300mm × 1面
  • 1,000mm × 1面
  • 高さ:1,100mm

で、合計延長は約10.3m、施工面積は約11.33㎡です。

4mなどの長尺パネルを1枚で製作するのではなく、1,000mm幅前後の複数枚へ分割することで、

  • 搬入しやすい
  • 施工しやすい
  • 将来一部だけ交換しやすい
  • 現場寸法へ合わせやすい

というメリットがあります。

既設クロス壁への固定方法について

既設壁は、

石膏ボード+ビニルクロス仕上げ

となっています。

クロス表面へ強力な接着剤などで直接固定すると、将来クッションパネルを取り外した際にクロスが剥がれる可能性があります。

今回の案では、パネル裏面の上下2か所へ**両面テープ付き面ファスナー(マジックテープ)**を取り付け、壁面側にも対応する面ファスナーを設置する方法を想定しています。

ただし、実際の固定方法については、

  • クロスの状態
  • 石膏ボード下地
  • パネル重量
  • 施設側の原状回復条件
  • 施工業者様の判断

などを確認したうえで決定する必要があります。

場合によっては、ベース板や下地への機械固定などを検討します。

カラー・寸法・パネル分割は現場に合わせて変更可能

今回の仕様は一例です。

居室の寸法や利用者の状況に応じて、

  • パネル幅
  • パネル高さ
  • ウレタン厚み
  • 分割数
  • 表面材
  • カラー
  • 固定方法

などをご相談いただけます。

柱・窓・建具などがある場合も、その位置に合わせた寸法構成を検討できます。

このような施設・用途でご相談いただけます

  • 障害者福祉施設の居室
  • 生活介護施設
  • グループホーム
  • 児童福祉施設
  • 放課後等デイサービス
  • 福祉施設の個室
  • 壁面への身体接触対策
  • 居室内の衝撃緩和
  • 頭・肩・背中・肘などの身体保護
  • 壁面保護用クッション

ご相談時に確認したいこと

  • 使用する施設・部屋
  • 壁面寸法
  • クッションを設置する高さ
  • 壁の下地
  • 現在の壁仕上げ
  • 希望するクッション厚み
  • 必要なパネル枚数
  • 希望色
  • 防炎仕様の要否
  • 希望する固定方法
  • 施工業者様での取付可否

ご使用にあたっての注意事項

本製品は、壁面へ身体が接触した際の衝撃をやわらげることを目的としたクッション材です。転倒・転落・強い衝突などによる事故やけがを完全に防止するものではありません。

必要なウレタン厚み・硬さ・表面材・固定方法は、利用者の状態、使用環境、壁下地、施設の安全基準などによって異なります。実際の施工条件を確認したうえで仕様を決定してください。

よくあるご質問

Q1. 壁全面ではなく、床から低い位置だけ施工できますか?

はい。今回の例では、這う・膝立ちなど床に近い位置で生活する方を想定し、床から約1,100mmまでを重点的に保護しています。必要な高さに合わせて製作できます。

Q2. 現場寸法に合わせてパネルサイズを変更できますか?

はい。壁面寸法、柱・窓・建具などの位置に合わせて、複数枚へ分割したクッションパネルを製作できます。

Q3. カバーの色は選べますか?

はい。使用する表面材のカラーバリエーションから、居室や施設内装に合わせてご検討いただけます。

← スポンジ・ウレタンの用途例一覧へ戻る

添付ファイルや直接メールを送る場合は info@strider.biz まで。
携帯電話のメールアドレスからのお問い合わせの場合は受信拒否設定の解除もしくは弊社ドメイン「 strider.biz 」からのメールが迷惑メールとして認 識されないよう設定をお願いします。
「迷惑メールフォルダ」に振り分けられている場合がございますので返信がない場合はご確認お願いします。

    お名前* 必須

    メールアドレス* 必須

    電話番号

    都道府県

    会社名

    商品サービス

    お問い合わせ内容